前回記事にした、ヨーロッパイエコオロギに続いて、ペット用餌の余剰分のマダガスカルゴキブリを出品したらどの程度落札されるのか他者の出品者で検証したのと、自分でも出品してみました。

マダガスカルゴキブリ(フルーツゴキブリ)の繁殖は儲かるのか?他者出品より試算

マダガスカルゴキブリの成虫を出品している方がごくわずかいるようで、しばらくの期間、落札動向をチェックしてみることにした。結論からいうと、夏の3ヶ月間チェックしましたが売れていない(笑)一番売れているひとで3ヶ月間で、おそらく2万円も行っていません。その方は、マダガスカルゴキブリで一儲けできますのようなキャッチフレーズを並べていましたが、実際、出品者自身が売れていないので、説得力に欠けます。もちろん、評価欄に現れない評価してない落札者もいかるもしれませんが、それにしても少なすぎです。おそらくですが、マダガスカルゴキブリは餌として購入する人はあまりいない傾向にあると思われます。おそらく購入されるかたはカブトムシなどと同様のペットとしての購入です。実は私も1ヶ月間出品した経験がありますが、1万円もいきませんでした。つまり売れないのです。ただ一言だけ付け加えると、適正価格では売れないということです。当然安くすれば売れますが、在庫的にも継続的に売ることは不可能でしょう。

相場

オークションには時々の相場というものがありますが、どうも、相場に関しては、1匹100円あたりの価格時によく売れています。といっても単品ではなく、たとえば、30匹単位で販売になります。ただ、そのような価格でも落札されていない時もあるので、そこまで人気があるようなものではありません。どちらかというと、ペットとしての相場でもなく餌としての相場でもないという中途半端な相場にあると思います。

マダガスカルゴキブリは餌には向いていない

マダガスカルゴキブリは、成虫で8センチ超えるものもいますが、こうなると、成虫でなくても幼虫でもでかすぎなのです。特に、大型の爬虫類や熱帯魚を個人で飼育している方も、たくさんいるわけではないので、需要がないものと思われます。ほかにはアーミーキャットなどを飼われている方には人気のゴキブリらしいですが、アーミーキャットは高価なために飼育人口はかなり少ないですが、一部の人には重宝されているのは確かだと思います。

発育の特徴としてマダガスカルゴキブリはデュビアよりも成長が2倍は早いです。なので、繁殖させやすいです。特にデュビアの代替として小型サイズだけを与えているひともおりますが、何しろ成長がはやいので、大きくなりすぎで、爬虫類が食べてくれなくなります。逆に、大型の餌が求めている方にとってはありがたい存在です。一般的には、そこまで、大きな爬虫類等を飼育している方のほうが少ないので、デュビアの方がメジャーな理由がはっきり分かります。また、マダガスカルゴキブリは壁を登るので、爬虫類のゲージにいれても、食べられたことを確認しないと、外に出てきますし、餌用としてはちょっと厄介なのです。

出品してみてわかった。餌として考えるなら、マダゴキよりデュビア

私自身もマダガスカルゴキブリを300匹ほど飼育し出品した経験がありますが、出品も2か月行いましたが、まとめて出品しても、価格を下げなければなかなか売れません。特に、成虫30匹即決落札で3,000円台程度の価格で落札されます。ただ、連続でずっと出品していると、この価格でも売れなくなります。つまり、落札者からみたら、いつでも購入できると思われるのです。なので、出品する時期も間隔をあけて出品したほうがよいと思います。
2カ月で、2万円弱でした(笑)。 特に、余剰分のマダガスカルゴキブリの出品なので、利益はどうでもよく、ほとんど処分になっていました。

ヨーロッパイエコオロギの場合は、落札相場が安すぎるし、リピーターは多いし、飼育は大変で、割に合わないのに比べて、マダガスカルゴキブリは飼育は比較的に楽ですが、売れないというやつです。つまり、なんだかんだいって、デュビアが一番っぽいです。

ペットとしてなら売れるかもしれません

マダガスカルゴキブリには、黒いバージョンの血統を濃くしたものも存在しますし、他には、時々、巨大な9センチほどある成虫が出現することがあります。つまり、このような特別な個体に付加価値をつけて販売することはかのうではないかと思いました。

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